吉沢明歩のAV女優のキャリア
目標があるから迷いはない
00年代から10年代にかけてのAV女優の中でナンバーワンを選ぶとしたら、吉沢明歩さんの名前を上げる人が最も多いかもしれません。
2003年にAVデビューし、2019年に引退するまで16年間もの間、単体AV女優としてトップを走り続けたAV女優は他にはいません。
そして吉沢明歩さんを知る業界関係者はみんな口を揃えて彼女のストイックな姿勢に称賛を贈ります。
インタビューの中で吉沢さんは「デビューする時に決めてたのは『この仕事をするなら一番にならなきゃ意味がない』ということでした。だから忙しくて休みが月1~2回でも、寝る時間がなくても当たり前で。だからプライベートでも遊びたい気持ちにならないし、プライベートは二の次でした。でも目標があるから迷いはなかったです」(EX大衆2019年4月号)と答えています。
デビュー時から、その上品で端正なルックスと強烈なオーラは評判になり、早くから女王の風格を漂わせていた吉沢さんですが、そんな素質に頼ることもなく、一番であり続けるための努力を怠ることはありませんでした。
できないことはすごく悔しい
ボディケアはもちろん、セクシーに魅せるためのセックスに対する意識の高さはスタッフが驚くほど。カラミの前には必ず柔軟体操をしたり、監督に「イマラチオをしながらヨダレを出して」と注文された時には男優のペニスを借りて20分も練習したり。思ったように出来なくて、カメラが止まった後に泣いてしまったこともあったようです。しかし、その後の撮影では見事にその欠点を克服した完璧なセックスを見せたと言います。正にプロフェッショナルです。
「努力してるって思われるのはかっこ悪いからあまり好きじゃないんですけど、求められた時にできないというほうがすごく悔しいんです」(EX大衆2019年4月号)
ファンのことを一番に考える
その一方でファンに対しての真摯な態度も彼女の魅力でした。
北海道から沖縄まで日本全国で1000回を超えるイベントを実施。週末はほとんど各地のビデオショップでサイン会を行っていた。
そして会場にやってきた全てのファンに対し、惜しみなく笑顔で握手をする。
「最初に並んだ人も最後の人も、その人にとっては私に会うのはその時だけなので、どんなに疲れても変わらない笑顔で接しようと思っています。みんなに同じように楽しい時間を過ごして欲しいんです」(NAO DVD2008年4月号)
事務所から言われなくても自分からファンレターや年賀状の返事を書いていたそうです。常にファンのことを一番に考えるというその姿勢に感動して、16年間ずっとイベントに通ったという熱心はファンも少なくないのです。ファンがいてこそAV女優として輝けるということを吉沢明歩さんは、よくわかっていたのでしょう。
また『ポリネシアン・セックス』『M系セックス』(共にベスト新書)『本当に感じるSEX』(KKベストセラーズ)などセックスや恋愛に関しての本も数多く出版しています。これらの本は表紙に吉沢明歩さんの写真もはいっておらず、内容も文章中心のなしっかりしたもので、いわゆるAV女優の本とは一線を画しています。セックスや恋愛に対しても真面目に取り組む心構えが伝わってきますね。
吉沢明歩のキャリアのまとめ
例えナンバーワンになれても、それを続けていくのは大変なことです。自他共認めるトップAV女優の座を16年間キープし続けた吉沢明歩さんは、正に奇跡とも言える存在ですが、その陰には努力を欠かさないストイックな姿勢があるのです。多くのAV女優が目標として憧れているのが、吉沢明歩さんなのです。
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