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有名AV女優のキャリア解説

麻美ゆまのAV女優のキャリア

逆境にも決して負けない元気印

笑顔と美巨乳で人気者に

AV女優の人気を一般的なものにしたアイドルグループ「恵比寿マスカッツ」。その二代目リーダーとして活躍したのが麻美ゆまさんです。
麻美ゆまさんのAVデビューは2005年。エスワンとアリスジャパンの2社専属という形でデビューし、その月の売上げランキング1位を獲得。さらに年間AV女優ランキングでも1位に。たちまちトップアイドルの座に駆け上がったのです。
彼女の魅力は、なんといっても96センチHカップという美巨乳でした。大きくて丸くて形も整っている、男性のみならず女性でも思わず見とれてしまうような、素晴らしいおっぱいです。
中学生の頃から胸が大きく、初めて買ったブラジャーがFカップだったことから、「エフちゃん」というあだ名を付けられてしまったとか。
しかし、それ以上に麻美ゆまさんが魅力的だったのは、その明るいキャラクターでした。恵比寿マスカッツのメンバーとして出演していたテレビ番組『おねがい!マスカット』で彼女につけられたキャッチコピーは「番組の元気印」。とにかく明るく、可愛く、元気というのが麻美ゆまさんのイメージでした。その弾けるような笑顔は、見ているだけでこちらまで元気になってしまいそうでした。

優しい心遣いもAV女優の魅力

巨乳と笑顔だけが麻美ゆまさんのAV女優としての「武器」ではありませんでした。反応の激しさに加えて、自分から愛撫する時のテクニック、そして何よりもセックス自体を楽しんでいることが伝わってくるような表情。
激しい挿入によって、グラマラスなボディが揺れまくる姿はダイナミックで、たまらなくエロティックです。
また、相手の男性に対する気配りや優しさが伝わってくるのも魅力でした。特に素人男性を相手にする作品などでは、麻美ゆまさんが緊張する素人男性をデリケートにリードしていく様に深い優しさを感じます。特に童貞の男性の初めての相手になる「筆おろし」物では、彼女の優しさが伝わってきました。
AV関係者の間でも「麻美ゆまの作品にハズレ無し」と評価が高かったのは、恵まれたルックス以上にこうしたキャラクターが大きかったように思えます。見ている人がどんなものを求めているのか、それに答えたいという気持ちも大きかったのでしょう。

難病にも負けない強い姿勢で

そんな麻美ゆまさんですから、人気が衰えることはありませんでした。デビュー以来、年間AV女優ランキングのベスト5に入り続けていたのです。また恵比寿マスカッツ以外でも『新宿スワン』や『嬢王 Virgin』などのテレビドラマ、映画、そして志村けんさんの舞台「志村魂」に出演したり、歌手としてCDを出したりと幅広い活躍をしていました。どんな場所でも、麻美ゆまさんの明るく元気なキャラクターは輝いていました。
ところが2013年に卵巣に境界悪性腫瘍という病気が見つかってしまいます。手術を終え、抗がん剤治療を受けながらも麻美ゆまさんは恵比寿マスカッツの解散ライブに出演します。とても動けるような状態ではなかったのに5時間ものライブを歌い、踊り抜きました。そうした秘められた根性も、また麻美ゆまさんの魅力のひとつだったのでしょう。
AV女優としての活動は人気絶頂のままに8年間で終わりを迎えることとなりましたが、その後も「麻美ゆま」の名前のままで、音楽活動やタレント活動を続けています。

麻美ゆまのキャリアのまとめ

AV女優としての活動を休止した後に出した自叙伝とCDシングルのタイトルは『Re Start』です。その記者発表会で、麻美ゆまさんはこう言っています。
「私がこうやって歌手になれたのは、AV女優・麻美ゆまを応援してくださったファンの方々があってこそだと思っています。だからリセットにしたくなくて、自分の過去も含めた新しい一歩として『Re Start』という言葉を大事にして、がんばっていきます」
決して、AV女優であった過去を封印するのではなく今の自分を作ったものだと考えるポジティブさこそが麻美ゆまさんの魅力なのだと言えるでしょう。

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