AVにはギャル物と呼ばれるジャンルがあります。00年代半ばからブームになり、現在も根強いファンがいます。
黒髪で清楚で可愛らしいタイプが主流の日本のAV女優ですが、ギャル系の女優も実は人気が高いのです。
2016年のDMM.R18アダルトアワード、そして2017年のスカパー!アダルト放送大賞2017で女優賞を受賞したのはギャル系女優の代表的存在であるＡＩＫＡさんでした。
しかもＡＩＫＡさんはデビューが2011年。つまり５年以上経ってから人気が頂点に達したという珍しいタイプの女優さんでもあります。
最初はすぐに辞めるつもりだったそうで、デビュー時も素人役で芸名も出ないという作品でした。
ところが、その抜群のプロポーションと整った顔立ちが評判を呼び、少しずつ出演作も増えていきました。
それでも、最初の頃は可愛い系だったり清楚系だったりと本人のイメージとは違うキャラクターを要求されることが多く、やりにくかったということです。

日焼けした肌に金髪、派手なメイクとギャルの王道のルックスでエッチな言葉を言いながら積極的に男性を責める痴女プレイも得意。
そんなイメージの強いＡＩＫＡさんですが、実は意外に恥ずかしがり屋で奥手なんだそうです。プライベートでは、明るいところでセックスをしたことがなかったとか。
痴女プレイも最初は全く出来ず、顔面騎乗（男性の顔の上にお尻を乗せる）をやらされた時は、思わず号泣してしまったとか。
それでも根が真面目なＡＩＫＡさんは、他の人のAVを見て「Ｍの人はこうすると興奮するのかな？」と必死に研究したそうです。
今では、痴女といったらＡＩＫＡさんというくらいの定評がありますが、それも真面目な勉強があってこそ、なのでしょう。
最近では特に顔舐めの名手としても人気が上がっています。顔立ちが綺麗なだけに、顔が間近に迫ってきて、舌でベロベロ舐め回されるのがたまらない、ということなのでしょうね。
引き締まったボディを悩ましくうねらせての騎乗位も圧巻です。激しくグイグイと上下する腰の動きは見ているだけで気持ちよくなってしまいそうです。

もともとはすぐ辞めるつもりだったそうなのですが、気がつけば10年以上のベテラン女優となっているＡＩＫＡさん。しかもその間、人気は衰えません。
恵まれたルックスやテクニックはもちろんなのですが、ギャルというスタイルを貫いていることも、また人気の理由なのではないでしょうか。
ＡＩＫＡさんもデビュー時には可愛い系や清楚系のキャラクターを要求されたことは先に書きましたが、やはりAV女優の主流はそうしたタイプですので、メーカーやスタッフも、どうしても女優を当てはめようとします。
しかし、ギャル系の女性が好きという男性も一定数はいるのです。そして最近は派手なギャルの子は減っているので、ギャル女優は常に供給不足状態なのです。そのためギャル系の作品に関しては、多くの女優で仕事を奪い合うということが少なくなっています。
ある意味でギャルというジャンルは過当競争にならないブルーオーシャンなのです。
とはいえＡＩＫＡさんの場合は、ギャル好き以外の男性からも支持を受けているからこそ２つの女優賞を受賞しているわけなのですが。

無理に男性好みのキャラクターに合わせなくても、むしろ希少価値として根強い支持を受けることがあります。素直に自分を出すことが正解なのかもしれません。