人前でエッチしているAV女優はなぜ恥ずかしくないの?
AV女優は恥ずかしくないの?
AV女優は、自分の身体の全てを晒す仕事です。AVとして発売される時には局部はモザイクがかけられますが、現場ではもちろんAV男優やスタッフには見られてしまいますし、局部以外の部分は視聴者にも見られてしまいます。
身体を見られるだけではなく、エッチも見せるわけですから、自分の感じている表情や声なども、大勢の人に知られてしまうことになります。
これは女性としては、かなり恥ずかしいことでしょう。
AV女優の中には、自分の出演作は恥ずかしくて絶対に見ないという人もたくさんいます。ヌードの写真はともかく、エッチの際の表情や声を自分で見るのは、恥ずかしくてたまらないというのです。
AV女優と言っても、恥ずかしいと思っていないわけではないのです。中には、全く恥ずかしがらないし、逆に興奮する人もいるのですが……。
AV現場ではみんな仕事に集中している。
この仕事を始めるまで、明るい所でエッチをしたことがない、彼氏にも裸をちゃんと見せたことがなかった、という人一倍恥ずかしがり屋のAV女優も、実は多いのです。
そんな彼女たちがカメラの前では大胆な姿を晒すことが出来るのは、なぜでしょうか。
AVの撮影現場というものは、みなさんが思っている以上に「仕事」感があるものなのです。スタッフはそれぞれ真剣に自分の作業に取り組んでいるため、いやらしい目でAV女優を見ている人は一人もいません。みんな仕事として現場に来ているのだから、当然のことなのです。いいAV作品を作ろうという気持ちで撮影に挑んでいるのです。
そんな中にいると、自分だけが恥ずかしいと思う気持ちもなくなってくる、とAV女優は口を揃えて言います。そこで裸になること、エッチを見せることがAV女優の仕事だからです。自分の仕事をきちんとやろう、そう考えるようになるのです。
何でもだんだん慣れてくる
最初の撮影では恥ずかしくても、だんだん慣れてくるというのもあります。人間はどんなことでも慣れてくるのです。恥ずかしくて、なかなか下着も脱げず、顔も上げられなかった女の子が、すぐに何でもないかのように全裸になってしまったりもします。
これは現場のスタッフたちの態度も大きいのです。AV作品に関わっている人たちは、みんな仕事で毎日のように女性の裸を見ています。そのため、いちいちいやらしい目でAV女優を見るということもなくっています。
彼らも、慣れてしまっているのです。女性の裸に麻痺してしまったため、プライベートで困っている、なんて話もよく聞くほどです。
こういうスタッフの中には、普段は平気ですが、AV女優が恥ずかしがったりすると、急に自分も恥ずかしくなったりするということもあるようです。お互いにビジネスライクな態度にしていた方が、仕事はスムーズに進むでしょう。
でも羞恥心を忘れないことも大切
とは言っても、恥じらいもまた、ユーザーにとっては魅力でもあるのです。AVで最も売れるのはデビュー作というのも、初めて撮影に挑む女の子の恥じらう姿が見られるからなのでしょう。
そのため、デビュー作で初めてカメラの前で裸になる「初脱ぎ」のシーンでは、女の子の羞恥心をかきたてるために、わざと多くのスタッフを見学させることもあると言います。また、あまりに恥じらいなく、さっさと脱いでしまったりすると、撮り直しになることもあるそうです。
あまりに羞恥心が強すぎて、撮影が進まないようでは困りますが、ある程度の恥じらいはAV女優にとっても大きな武器になるということです。
長い間、人気を誇っているAV女優の多くは、いつまでも恥じらいを忘れていないように見えます。そこが彼女たちの魅力となっているのです。
なかなか難しいことではありますが、適度な羞恥心を保ち続けるということも、人気AV女優になるための大事なポイントなのです。
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